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『TAMRON AF18-200mm F3.5-6.3 XR DiII ソニー用Aマウント APS-C専用 A14S』超軽量×高倍率【口コミ・評判・レビュー】

ポイント
  • スペック、特徴・機能、画質・色収差・歪み・フレア・ゴースト、操作性、オートフォーカス・AF、口コミ・評判・レビュー、どんな人におすすめ?

TAMRON 高倍率ズームレンズ AF18-200mm F3.5-6.3 XR DiII ソニー用Aマウント APS-C専用 A14S
目次

『TAMRON AF18-200mm F3.5-6.3 XR DiII ソニー用Aマウント APS-C専用 A14S』スペック、特徴・機能、画質・色収差・歪み・フレア・ゴースト、操作性、オートフォーカス・AF、口コミ・評判・レビュー、どんな人におすすめ?

ポイント
  • スペック
  • 特徴・機能
  • 画質・色収差・歪み・フレア・ゴースト
  • 操作性
  • オートフォーカス・AF
  • 口コミ・評判・レビュー
  • どんな人におすすめ?

スペック

  • メーカー: タムロン (TAMRON)
  • 品番: AF 18-200mm F/3.5-6.3 XR Di II LD Aspherical [IF] MACRO (Model A14)

特徴・機能

TAMRON AF18-200mm F3.5-6.3 XR DiII ソニー用Aマウント APS-C専用 (モデルA14S) は、高倍率ズームレンズとして広角から望遠まで幅広い撮影が可能なレンズです。このレンズは、APS-Cサイズのセンサーを搭載したカメラ専用に設計されており、軽量かつコンパクトなデザインが特徴です。
焦点距離は18mmから200mmまで対応しており、これにより風景写真からポートレート、さらには遠くの被写体を撮影する望遠撮影まで一本でこなせます。ズーム倍率が高いため、複数のレンズを持ち歩く必要がなく、旅行や日常の撮影に便利です。
光学性能では、特殊なガラス素材を使用しており、色収差や歪みを抑える工夫がされています。具体的には、LD(異常低分散)レンズやXR(高屈折率)レンズなどが採用されており、これによりシャープでクリアな画質が得られます。また、非球面レンズも使用されているため、周辺部の解像感も向上しています。
このレンズはオートフォーカス機能を搭載しており、静かでスムーズなピント合わせが可能です。ただし、このモデルでは手ブレ補正機能は搭載されていないため、特に望遠撮影時にはカメラの安定性に注意する必要があります。

画質・色収差・歪み・フレア・ゴースト

このレンズの画質は、広角から望遠まで幅広い焦点距離をカバーする高倍率ズームとしては十分満足できるものです。ただし、広角端では画面の端の描写が少し甘くなることがあります。絞りを調整することでシャープさが向上し、特に中間域から望遠側では安定した描写が得られます。
色収差については、比較的良好に補正されていますが、高倍率ズームという特性上、完全に抑えられているわけではありません。特に広角端や望遠端で目立つ場合があります。ただし、通常の撮影では大きな問題になることは少ないでしょう。
歪みに関しては、広角端でタル型歪みがやや目立ちますが、中間域から望遠側では糸巻き型歪みへと変化し、その程度も控えめです。このため、建物など直線が多い被写体を撮影する際には注意が必要ですが、多くのシーンでは気にならないレベルです。
フレアとゴーストについては、逆光時にそれなりに発生しますが、シャドー部分の色乗りはまずまず良好です。太陽を画面内に入れるような極端な条件下ではゴーストやフレアが見られるものの、高倍率ズームとしては許容範囲といえるでしょう。

操作性

このレンズは軽量でコンパクトな設計が特徴で、約398gという軽さは持ち運びやすさを高めています。また、ズームロック機構が搭載されているため、携帯時にレンズが自重で伸びてしまう心配がなく、安心して使用できます。
ズームリングやフォーカスリングの操作感は滑らかで、初心者でも扱いやすい設計です。特に、マニュアルフォーカス操作は軽めでスムーズなため、細かな調整が必要な場面でも使いやすいとされています。また、広範囲をカバーする18-200mmの焦点距離により、レンズ交換の手間を減らし、多様な撮影シーンで快適に使用することができます。
さらに、このレンズはAPS-C専用設計のため、デジタル一眼レフカメラとの相性が良く、高倍率ズームながらも操作性を損なわないバランスが取られています。花形フードも標準装備されており、不必要な光の侵入を防ぎつつクリアな描写を実現します。

オートフォーカス・AF

このレンズのオートフォーカスは、一般的なモーター駆動による仕組みを採用しています。ただし、超音波モーターは搭載されていません。そのため、純正レンズや高性能なレンズと比べると、オートフォーカスの速度や静音性ではやや劣る場合があります。
また、オートフォーカスの精度については、カメラ本体のフォーカスエイド機能を活用することで補助が可能です。これにより、マニュアルフォーカス設定時でもピント合わせをサポートする仕組みになっています。
このレンズは高倍率ズームで幅広い焦点距離をカバーしているため、オートフォーカスが特に活躍する場面が多いです。例えば、200mmの望遠撮影から18mmの広角撮影までシームレスに切り替えができるため、風景や動きのある被写体にも対応できます。ただし、動きの速い被写体を追尾する場面では、オートフォーカスの性能が限られることもあります。

口コミ・評判・レビュー

このレンズは、広角から望遠まで幅広い焦点距離をカバーする高倍率ズームレンズで、旅行や日常のスナップ撮影に便利だと評価されています。特に、軽量でコンパクトなデザインが好評で、持ち運びが楽な点が多くのユーザーに支持されています。また、価格が非常に手頃で、初心者にもおすすめしやすいレンズとして知られています。
描写については、シャープさよりも柔らかな雰囲気が特徴とされており、人の営みや自然な風景を撮影するのに向いているとされています。ただし、開放F値が暗めであるため、暗所での撮影にはあまり向いていないという意見もあります。手ブレ補正機能がないため、室内や夜景撮影ではISO感度を上げる必要があり、その結果ノイズが増えることも指摘されています。
逆光耐性については弱めという声がありますが、それでもソフトウェアで補正可能な範囲だと感じるユーザーもいます。一方で、周辺光量低下には強く、画面全体の明るさが均一に保たれる点は評価されています。また、ズームロック機能や最短撮影距離0.45mでクローズアップ撮影が可能な点など、便利な機能も備えています。
画質に関しては、「単焦点レンズほどの鮮明さはないものの、この価格帯としては十分」といった意見が多いです。特に色のりが良く、鮮やかな写真を楽しめるという声もあります。歪曲収差については広角端でタル型歪みが目立つものの、中間域以降ではほとんど気にならない程度だとされています。

どんな人におすすめ?

このレンズは18mmの広角から200mmの望遠まで対応しており、風景写真やポートレート、さらには遠くの被写体を撮影する望遠撮影までカバーできます。そのため、旅行や日常のスナップ撮影など、多様なシーンで活躍します。
また、軽量でコンパクトな設計なので、カメラを持ち歩く機会が多い方にも向いています。特に、一眼レフカメラ初心者や、複数のレンズを持ち運ぶのが面倒だと感じる方にとって便利です。これ一本で幅広い焦点距離をカバーできるため、交換レンズを頻繁に使わなくても済みます。
さらに、このレンズはコストパフォーマンスが高い点も魅力です。手頃な価格でありながら、十分な性能を備えているため、初めて高倍率ズームレンズを試してみたい方や、予算を抑えたい方にも適しています。
ただし、高倍率ズーム特有の特性として、画質が専用レンズに比べて若干劣る場合があります。そのため、本格的なプロフェッショナル用途よりも、趣味や日常的な撮影を楽しむ方におすすめです。


TAMRON 高倍率ズームレンズ AF18-200mm F3.5-6.3 XR DiII ソニー用Aマウント APS-C専用 A14S
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