- スペック、特徴・機能、画質・色収差・歪み・フレア・ゴースト、操作性、オートフォーカス・AF、口コミ・評判・レビュー、どんな人におすすめ?
Canon 超広角ズームレンズ EF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STM APS-C対応 EF-S10-18ISSTM
『Canon EF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STM APS-C対応 EF-S10-18ISSTM』スペック、特徴・機能、画質・色収差・歪み・フレア・ゴースト、操作性、オートフォーカス・AF、口コミ・評判・レビュー、どんな人におすすめ?
- スペック
- 特徴・機能
- 画質・色収差・歪み・フレア・ゴースト
- 操作性
- オートフォーカス・AF
- 口コミ・評判・レビュー
- どんな人におすすめ?
スペック
- メーカー:キヤノン
- 品番:EF-S10-18ISSTM
特徴・機能
CanonのEF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STMは、特にAPS-Cサイズのカメラに対応した広角ズームレンズです。このレンズは、旅行や日常のスナップ写真に最適で、特に狭い場所での撮影に便利です。焦点距離は10mmから18mmで、35mm判換算では16mmから29mm相当となります。これにより、広い画角を持ち、ダイナミックな風景や建物を撮影することができます。
このレンズの大きな特徴の一つは、手ブレ補正機能です。キヤノン独自のイメージスタビライザー(IS)を搭載しており、シャッター速度換算で4段分の手ブレ補正が可能です。これにより、暗い場所や動きのある被写体を撮影する際でも、クリアな写真が得られます。また、動画撮影時にもスムーズなフォーカスが可能で、特に動画サーボAF搭載のカメラと組み合わせることで、その効果が発揮されます。
さらに、このレンズは軽量でコンパクトな設計になっています。質量は約240gで、持ち運びがしやすく、旅行や外出時にも便利です。ズームリングの回転操作だけでレンズを短く収納できるため、使わないときもコンパクトに保管できます。
描写性能についても優れています。非球面レンズとUDレンズを採用しており、歪みや色にじみを抑えた鮮明な画像を提供します。また、オートフォーカスはステッピングモーターによって静かでスムーズに行われます。このため、特に動画撮影時には快適な使用感が得られます。
最後に、このレンズはフルタイムマニュアルフォーカス機能も備えており、オートフォーカス後にフォーカスリングを回すことで即座にマニュアルフォーカスに切り替えることができます。
画質・色収差・歪み・フレア・ゴースト
まず、画質についてですが、このレンズはズーム全域で開放からしっかりとした解像力を持っています。特に10mmから14mmの焦点距離では、中央だけでなく周辺部も非常に良好な描写を示します。絞ることでさらに画質が向上し、F5.6からF8の間がピークとなります。ただし、F11以上に絞ると回折の影響で画質が少し柔らかくなることがあります。このため、風景撮影などではF8まで絞るのが理想的です。
次に、色収差についてですが、このレンズは色収差の補正が非常に良好です。特に倍率色収差は目立たず、通常の使用ではほとんど気にならない程度です。これにより、シャープな画像を得ることができ、特に高解像度のカメラで使用しても問題ありません。
歪みについては、10mmで強いタル型歪みが見られますが、14mm以降はほぼ消失します。18mmではわずかな糸巻き型の歪みが残りますが、日常的な撮影では気になることは少ないでしょう。特に建物などを撮影する際には注意が必要ですが、一般的な風景やスナップ写真では大きな問題にはならないと思います。
最後に、フレアとゴーストについてですが、このレンズは逆光耐性も考慮されており、太陽を画面内に入れた場合でもフレアやゴーストはある程度抑えられています。ただし、強い光源が直接当たるとゴーストが発生することがありますので、その点には注意が必要です。
操作性
このレンズは、特に初心者や旅行者にとって使いやすい設計がされています。
まず、レンズにはAF(オートフォーカス)とMF(マニュアルフォーカス)の切り替えスイッチがあり、基本的な操作は非常にシンプルです。ズームリングのトルク感が程よく、画角を調整する際にスムーズに動かせます。また、ピントリングは少し細めですが、他のSTMレンズと同じ感触で操作しやすいです。このように、必要な機能がしっかりと揃っているため、特別な技術がなくても快適に使える点が魅力です。
次に、このレンズの軽さも操作性を高める要因です。約240グラムという軽量設計のおかげで、長時間の撮影でも手が疲れにくく、持ち運びも楽です。特に旅行やアウトドアでの使用時には、その軽さが大きな利点となります。
さらに、手ブレ補正機能も搭載されており、これにより暗い場所や動きのある被写体を撮影する際にも安心です。手ブレ補正は約4段分の効果があり、シャッター速度を遅くしてもブレを抑えることができます。これにより、より自由な撮影スタイルが可能になります。
また、オートフォーカスは静かでスムーズに動作しますので、風景やスナップ写真を撮る際にもストレスなく使えます。特にライブビューでの撮影時には、その快適さが際立ちます。
オートフォーカス・AF
このレンズは、特に動画撮影に適したオートフォーカスを備えています。ステッピングモーターが搭載されており、これによりオートフォーカスが速く、滑らかに動作します。このため、動画撮影時も静かでスムーズなフォーカシングが可能です。
また、このレンズは「フルタイムマニュアルフォーカス」機能を持っています。これは、オートフォーカスが作動した後に、フォーカスリングを回すことで簡単にマニュアルフォーカスに切り替えられるというものです。これにより、撮影者は必要に応じてすぐにピントを調整することができ、柔軟な撮影が可能です。
さらに、このレンズのオートフォーカスは、被写体深度が深い超広角レンズ特有の特性を活かしており、一般的なスナップ撮影でも十分な速度と精度を提供します。特に、広角での撮影では被写体との距離が近くなることが多いため、オートフォーカスの性能が重要になります。このレンズは、その点でも高い評価を得ています。
口コミ・評判・レビュー
このレンズは、特に広角撮影に適したAPS-C用のレンズで、多くのユーザーから高評価を得ています。
まず、ポジティブな意見としては、このレンズが非常に軽量でコンパクトである点が挙げられます。多くのユーザーが、旅行やアウトドアでの使用に便利だと感じています。また、手振れ補正機能が強力で、暗い場所でも安心して撮影できるという声もあります。オートフォーカスも静かでスムーズであり、特に風景や建物を撮影する際にはその画角が非常に役立つと評価されています。価格も手頃で、コストパフォーマンスが高いと多くのレビューで言及されています。
一方で、ネガティブな意見も存在します。解像感に関しては、他社製の広角レンズに比べて劣るとの指摘があります。また、F値が4.5から始まるため、暗い場所での撮影には少し不安が残るという意見もあります。特に室内で子供を撮影する際には明るさが不足することがあるようです。さらに、超広角レンズ特有の歪みが出るため、集合写真などには不向きだという声もあります。
どんな人におすすめ?
まず、初心者やエントリーユーザーに最適です。このレンズは、軽量でコンパクトなデザインを持ち、扱いやすいため、初めて一眼レフカメラを使う方でも簡単に使用できます。また、手ブレ補正機能が搭載されているため、手持ち撮影でも安心して撮影ができます。
次に、風景や旅行の写真を撮りたい人にも向いています。広角ズームレンズなので、広い画角を活かしてダイナミックな風景を撮影することができます。特に旅行先での風景や建物を撮る際には、その特性が非常に役立ちます。
さらに、動画撮影を楽しむ人にもおすすめです。ステッピングモーターによるオートフォーカスが静かでスムーズなため、動画撮影時にも快適に使用できます。動きのあるシーンでもしっかりとピントを合わせることができるので、クリエイティブな表現が可能です。
また、コストパフォーマンスを重視する人にも適しています。このレンズは比較的手頃な価格でありながら、高い性能を持っています。特に広角撮影を楽しみたいけれども予算が限られている方にはぴったりです。
Canon 超広角ズームレンズ EF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STM APS-C対応 EF-S10-18ISSTM