- スペック、特徴・機能、画質・色収差・歪み・フレア・ゴースト、オートフォーカス・AF、口コミ・評判・レビュー、どんな人におすすめ?
Sony E 11mm F1.8 APS-C 超広角プライム APS-Cカメラ用。
レンズ『ソニー(SONY) 広角単焦点 APS-C E 11mm F1.8 Eマウント SEL11F18』スペック、特徴・機能、画質・色収差・歪み・フレア・ゴースト、オートフォーカス・AF、口コミ・評判・レビュー、どんな人におすすめ?
- スペック
- 特徴・機能
- 画質・色収差・歪み・フレア・ゴースト
- オートフォーカス・AF
- 口コミ・評判・レビュー
- どんな人におすすめ?
スペック
- メーカー:ソニー
- 品番:SEL11F18
- 発売日:2022年6月
- 重量:約181g
- サイズ:最大径66mm × 長さ57.5mm
- マウント:ソニー Eマウント
- 対応センサーサイズ:APS-Cフォーマット専用
- 焦点距離:11mm(35mm判換算で16.5mm)
- 開放絞り値:F1.8
- レンズ構成:11群12枚
- 最短撮影距離:0.15m(AF時)、0.12m(MF時)
- フィルター径:55mm
特徴・機能
ソニーの広角単焦点レンズ「E 11mm F1.8」は、APS-Cフォーマット専用のEマウントレンズです。このレンズは、焦点距離11mm(35mm判換算で16.5mm)という超広角でありながら、開放F値1.8という明るさを持っています。そのため、広い範囲を明るく撮影することができます。
このレンズの大きな特徴は、小型・軽量であることです。全長57.5mm、質量約181gと非常にコンパクトで、持ち運びがしやすいです。これにより、旅行や日常のスナップ撮影に最適です。また、Vlogや自撮り撮影にも適しており、手持ちでの撮影も快適に行えます。
レンズの設計には、3枚の非球面レンズと3枚のED(特殊低分散)ガラスが使用されており、これにより高い解像力と色収差の低減が実現されています。画面全域での高い解像性能と、美しいぼけ味も魅力的です。特に、7枚の円形絞り羽根が採用されており、開放F値1.8でのやわらかなぼけ描写が可能です。
さらに、このレンズは最短撮影距離が0.12m(マニュアルフォーカス時)と非常に近接撮影が得意です。これにより、被写体に非常に近づいて撮影することができ、背景を大きくぼかした写真も撮影できます。
動画撮影にも配慮されており、フォーカスブリージングや軸ずれを抑制する機能が搭載されています。これにより、なめらかな映像を撮影することができます。また、リニアモーターを2基搭載しており、高速・高精度かつ静粛なオートフォーカスを実現しています。
防塵・防滴設計もされており、様々な環境での撮影に対応できるようになっています。ただし、完全にほこりや水滴の浸入を防ぐものではありません。
このように、ソニーの「E 11mm F1.8」は、小型・軽量でありながら高性能な広角単焦点レンズで、静止画・動画問わず幅広い撮影シーンで活躍します。旅行や日常のスナップ撮影、Vlog撮影など、様々な用途に対応できる万能なレンズです。
画質・色収差・歪み・フレア・ゴースト
このレンズは、最新の光学設計を採用しており、画面の中心から周辺まで高い解像度を実現しています。非球面レンズを適切に配置することで、像面湾曲を良好に補正し、開放から画面全域での高い解像力を達成しています。また、3枚の非球面レンズと3枚のED(特殊低分散)ガラスを使用することで、色収差を低減し、コマ収差も抑制しています。そのため、画面周辺でもシャープな解像感が得られます。
色収差については、EDガラスを使うことで効果的に低減されており、特に倍率色収差補正がオートで適用されるため、ユーザー側での調整は不要です。これにより、色にじみが少なく、クリアな画像が得られます。
歪みについては、カメラに装着すると自動的に歪曲収差補正がオンになり、ユーザー側での補正の切り替えはできません。これにより、広角レンズ特有の歪みが効果的に補正され、自然な画角での撮影が可能です。
フレアとゴーストについては、光芒の形がシャープに出ることが多く、特に単焦点レンズとしての特性を活かして美しい光芒を撮影することができます。ただし、強い光源に向けて撮影すると、若干のフレアやゴーストが発生する場合がありますが、全体的には良好なコントロールがされています。
このレンズは、小型軽量で持ち運びが容易なため、長時間の撮影でも快適に使用できます。また、Vlogや自撮り撮影にも適しており、静止画・動画を問わず幅広いシーンで活躍します。
操作性
「E 11mm F1.8」は、操作性において非常に優れています。まず、このレンズは小型軽量であり、全長57.5mm、重さ約181gと非常にコンパクトです。このため、持ち運びがしやすく、長時間の撮影でも疲れにくいです。
また、このレンズにはリニアモーターが2基搭載されており、高速かつ高精度で静かなオートフォーカスを実現しています。これにより、動きのある被写体でもスムーズにフォーカスを合わせることができます。さらに、動画撮影時のフォーカスブリージングや軸ずれを抑制する設計がされており、滑らかな映像を撮影することができます。
マニュアルフォーカス時には、リニア・レスポンスMFが採用されており、撮影者の意図通りにフォーカスをコントロールできます。この機能により、細かい調整が必要なシーンでもストレスなく操作することができます。
さらに、レンズ本体にはフォーカスホールドボタンやフォーカスモード切り替えスイッチが搭載されており、撮影中に素早く設定を変更することが可能です。このような操作性の高さは、特にVlogや自撮り撮影において非常に便利です。
防塵・防滴設計も施されているため、屋外での撮影でも安心して使用することができます。ただし、完全にほこりや水滴を防ぐわけではないので、過酷な環境での使用には注意が必要です。
総じて、ソニー「E 11mm F1.8」は、その軽量コンパクトな設計と高機能なオートフォーカス、マニュアルフォーカスの操作性の良さから、非常に快適に使用できるレンズです。日常のスナップ撮影からVlog撮影まで、幅広いシーンで活躍すること間違いありません。
オートフォーカス・AF
このレンズには2基のリニアモーターが搭載されています。これにより、高速かつ高精度なオートフォーカスが実現されています。リニアモーターは静かに動作するため、動画撮影時にもノイズが気になりません。また、フォーカスブリージング(フォーカス時の画角の変動)や軸ずれを抑制する設計が施されており、なめらかな映像表現が可能です。
さらに、オートフォーカス時の最短撮影距離は0.15メートルで、被写体に非常に近づいて撮影することができます。これにより、背景を大きくぼかした撮影が可能となり、印象的な写真を撮ることができます。
このレンズにはフォーカスホールドボタンも搭載されており、オートフォーカス中にピントを固定したい場合に便利です。また、フォーカスモードの切り替えスイッチもあり、状況に応じて簡単に操作できます。
最後に、リニア・レスポンスMF機能により、マニュアルフォーカス時でも撮影者の意図通りにスムーズに操作することができます。これにより、オートフォーカスとマニュアルフォーカスの両方で高い操作性が得られます。
このように、「E 11mm F1.8 Eマウント SEL11F18」は、高速・高精度・静粛なオートフォーカスを実現し、静止画・動画撮影の両方で優れたパフォーマンスを発揮します。
口コミ・評判・レビュー
このレンズは、特に風景やVlog撮影に適しており、多くのユーザーから高評価を得ています。
まず、このレンズは非常に軽量でコンパクトな設計が特徴です。重さはわずか181gで、持ち運びが非常に楽です。小型のカメラバッグに入れても邪魔にならず、旅行やスナップ撮影に最適です。
画質については、開放F1.8の明るいレンズで、美しいボケ味と広い画角を実現しています。風景写真では、青空や緑の発色が非常に鮮やかで、細部までシャープに写ります。特に、太陽の光芒を取り入れた撮影では、単焦点レンズならではのシャープな光芒が得られると評価されています。
操作性も高く、フォーカスホールドボタンやAF/MF切り替えボタンが搭載されており、使いやすいとされています。また、2基のリニアモーターを搭載しており、高速かつ静粛なオートフォーカスが可能です。動画撮影にも適しており、Vlog撮影でも快適に使用できます。
ただし、いくつかの欠点も指摘されています。特に、歪曲収差が大きく、周辺光量落ちも見られるため、これらの自動補正が必須となります。JPEG撮影では問題ありませんが、RAW現像時には注意が必要です。
総じて、ソニーの「E 11mm F1.8」は、軽量で高性能な広角単焦点レンズとして、多くのユーザーから高く評価されています。風景やスナップ、Vlog撮影に最適な一本であり、特に旅行のお供にぴったりのレンズです。
どんな人におすすめ?
風景写真や建築物の撮影が好きな方に最適です。このレンズは焦点距離11mmという超広角で、広い範囲を一度に撮影できるため、広大な風景や大きな建物をダイナミックに写すことができます。また、非球面レンズを使った最新の光学設計により、画面の中心から周辺まで高い解像度を保つことができるので、細部まで美しく描写できます。
次に、自撮りやVlogなどの動画撮影を楽しむ方にもおすすめです。このレンズは小型で軽量(約181g)なため、持ち運びが簡単で、長時間の撮影でも疲れにくいです。さらに、開放F値1.8の明るさを活かして、美しいぼけ味を出すことができるので、被写体を際立たせた映像を撮影することができます。
また、日常のスナップ撮影や旅行に持っていくのにもぴったりです。小型軽量であるため、カメラバッグに入れても場所を取らず、気軽に持ち運ぶことができます。旅行先での風景や街並みの撮影においても、その広い画角と高い描写力が役立ちます。
さらに、夜景や星空の撮影を楽しむ方にも向いています。開放F値1.8の明るさにより、暗い場所でもシャッタースピードを速く設定できるため、手持ち撮影でもブレを抑えて美しい写真を撮ることができます。また、広角レンズであるため、広大な星空を一度に撮影することができます。
このように、ソニーの「E 11mm F1.8」は、風景や建築物の撮影、自撮りやVlog、日常のスナップ撮影、旅行、夜景や星空の撮影など、さまざまなシーンで活躍するレンズです。特に、軽量で持ち運びやすいことから、どこへでも気軽に持っていける点が魅力です。
Sony E 11mm F1.8 APS-C 超広角プライム APS-Cカメラ用。