- スペック、特徴・機能、画質・色収差・歪み・フレア・ゴースト、操作性、オートフォーカス・AF、口コミ・評判・レビュー、どんな人におすすめ？
SONY 標準ズームレンズ E 18-55mm F3.5-5.6 OSS ソニー Eマウント用 APS-C専用 SEL1855
『SONY 標準ズームレンズ E 18-55mm F3.5-5.6 OSS Sony Eマウント用 SEL1855』スペック、特徴・機能、画質・色収差・歪み・フレア・ゴースト、操作性、オートフォーカス・AF、口コミ・評判・レビュー、どんな人におすすめ？
- スペック
- 特徴・機能
- 画質・色収差・歪み・フレア・ゴースト
- 操作性
- オートフォーカス・AF
- 口コミ・評判・レビュー
- どんな人におすすめ？
スペック
- メーカーはソニーです。
- 品番は「SEL1855」です。
特徴・機能
「SONY 標準ズームレンズ E 18-55mm F3.5-5.6 OSS（型名：SEL1855）」は、ソニーのEマウントカメラ専用に設計された標準ズームレンズです。このレンズは、初心者から中級者まで幅広いユーザーに適しており、日常の撮影に使いやすい特徴を持っています。
このレンズの焦点距離は18-55mmで、35mm判換算では27-82.5mm相当の画角をカバーします。広角から中望遠まで対応しているため、風景撮影やポートレート撮影、スナップ写真など多様なシーンで活躍します。また、開放F値はF3.5-5.6で、明るさは控えめですが、約4段分の手ブレ補正機能が内蔵されており、暗い場所でも安定した撮影が可能です。
レンズ構成は9群11枚で、絞り羽根は7枚の円形絞りを採用しています。この設計により、美しいボケ味を表現できるのが特徴です。最短撮影距離は0.25mで、最大撮影倍率は0.3倍となっており、被写体に近寄った撮影も楽しめます。
さらに、このレンズには静かでなめらかなフォーカス機能が搭載されています。新開発のレンズ内モーターによって駆動音が抑えられているため、動画撮影時にも音声ノイズを気にせず使用できます。また、外装にはアルミニウム合金が使われており、小型・軽量でありながら高級感のあるデザインとなっています。重さは約194gと軽量で、持ち運びにも便利です。
フィルター径は49mmで、市販のフィルターを取り付けることができます。付属品として花形バヨネット式フードや前後キャップも同梱されていますので、購入後すぐに使用可能です。
画質・色収差・歪み・フレア・ゴースト
このレンズは、一般的な標準ズームレンズとして扱いやすい焦点距離を持ち、日常的な撮影に適しています。画質については、中心部分の解像度は良好で、スナップ撮影や風景撮影では十分な性能を発揮します。ただし、周辺部では若干の解像度低下が見られることがあります。
色収差については、軸上色収差や倍率色収差が発生することがあります。特に高輝度の場面では紫色の偽色（パープルフリンジ）が目立つ場合がありますが、絞りを絞ることである程度抑えることが可能です。また、倍率色収差は絞りでは改善できないため、現像ソフトで補正する必要があります。
歪みについては、広角端で樽型（バレル型）歪みが見られますが、標準ズームレンズとしては許容範囲内です。望遠端では糸巻型（ピンカッション型）歪みが出ることもありますが、大きな問題にはならない程度です。
フレアとゴーストに関しては、このレンズは逆光耐性が比較的高く、強い光源下でも大きな問題なく撮影できます。ただし、極端な条件下ではフレアやゴーストが発生する可能性があります。これらを軽減するためにはフードの使用や撮影角度の調整が有効です。
操作性
このレンズは、非常にシンプルな操作性が特徴です。ズームリングを回すだけで操作が完結し、動きもスムーズです。リング部分はゴムではありませんが、滑りにくく、触った感触も良好で、快適に扱えます。また、パワーズームではないため、一般的な機械式ズームと同じ感覚で操作できます。このシンプルさが、初心者から経験者まで幅広いユーザーにとって使いやすいと感じられるポイントです。
さらに、軽く握って撮影できる設計になっているため、安定感があります。特にパンケーキレンズのようなコンパクトさはありませんが、その分しっかりとしたホールド感が得られるのが魅力です。スイッチや複雑な設定もなく、直感的に操作できるため、撮影に集中しやすいという利点があります。
オートフォーカス・AF
このレンズのオートフォーカス（AF）は、スピードが速く、被写体を素早く捉えることができます。そのため、動きのある被写体やスナップ撮影などでも快適に使用できます。また、AF作動時の音が非常に静かで、ほとんど聞こえないレベルです。このため、静かな場所での撮影や動画撮影にも適しています。
さらに、このレンズはインターナルフォーカシング方式を採用しており、フォーカス中にレンズの長さが変わらない設計になっています。これにより、操作が安定し、スムーズなピント合わせが可能です。動きのあるシーンでもピントを合わせ続けることができるため、多用途で使いやすいレンズとなっています。
口コミ・評判・レビュー
このレンズは、ソニーのEマウントカメラ向けに設計された標準ズームレンズで、広角から中望遠までの範囲をカバーしています。手ブレ補正機能が搭載されており、初心者にも扱いやすいレンズとして評価されています。価格も比較的手頃で、キットレンズとしてセット販売されることが多いため、多くのユーザーが使っています。
画質については、「中心部の解像度は良好だが、周辺部では若干の甘さが見られる」との意見が多いです。特に絞り開放時には周辺部の画質低下が目立つものの、2段ほど絞れば改善されるとされています。また、建物など直線的な被写体を撮影した際には多少の歪みが見られるものの、このクラスのレンズとしてはよく補正されているとの声もあります。
操作性については、「シンプルで使いやすい」と評価されています。ズームリングやフォーカスリングはスムーズに動き、初心者でも直感的に操作できる点が好評です。携帯性に関しては、現行の沈胴式レンズ（SELP1650）と比較するとやや大きめですが、それでも軽量で持ち運びしやすいと感じるユーザーもいます。
一方で、デザインや質感については賛否両論があります。外装にはアルミニウム合金が使用されており、高級感を感じるという意見もある一方で、大部分がプラスチック製であるため安っぽいと感じる人もいるようです。
どんな人におすすめ？
「SONY 標準ズームレンズ E 18-55mm F3.5-5.6 OSS Sony Eマウント用 SEL1855」は、初心者から中級者まで幅広い方におすすめのレンズです。このレンズは、35mm換算で27mmから82.5mmの焦点距離をカバーしており、風景やポートレート、建物の撮影など、さまざまなシーンで活用できます。軽量でコンパクトな設計なので、持ち運びも便利です。
特に、初めてミラーレスカメラを使う方にとっては、操作がシンプルで扱いやすい点が魅力です。手ブレ補正機能が内蔵されているため、暗い場所や手持ち撮影でも安心して使えます。また、価格が比較的手頃でコストパフォーマンスが良いので、予算を抑えたい方にも適しています。
さらに、このレンズは日常的な撮影に適しており、「とりあえず1本持っておきたい」という方にもぴったりです。広角から中望遠まで対応できるため、旅行や日常のスナップ撮影にも便利です。一方で、絞り開放時には周辺画質が少し甘くなる場合がありますが、絞り込むことで改善されます。
SONY 標準ズームレンズ E 18-55mm F3.5-5.6 OSS ソニー Eマウント用 APS-C専用 SEL1855
