『Nikon AFレンズ AF 28-105mm F3.5-4.5D』散歩のお供【口コミ・評判・レビュー】

Nikon AFレンズ AF 28-105mm F3.5-4.5D

『Nikon AFレンズ AF 28-105mm F3.5-4.5D』スペック、特徴・機能、画質・色収差・歪み・フレア・ゴースト、操作性、オートフォーカス・AF、口コミ・評判・レビュー、どんな人におすすめ？

スペック

• メーカー: ニコン
• 品番: AF 28-105mm F3.5-4.5D

特徴・機能

Nikonの「AF 28-105mm F3.5-4.5D」は、非常に便利なズームレンズです。このレンズは、焦点距離が28mmから105mmまでの範囲をカバーしており、広角から望遠まで幅広い撮影が可能です。特に、マクロ撮影機能があり、50mmから105mmの範囲で接写ができるため、花や小物の撮影にも適しています。
このレンズの特徴の一つは、複合型非球面レンズを使用していることです。これにより、収差を良好に補正しながら、コンパクトなデザインを実現しています。また、多層膜コーティングが施されており、ゴーストやフレアを抑え、色再現性にも優れています。これにより、明るく鮮やかな写真が撮れるのです。
さらに、このレンズは円形絞りを採用しており、美しいボケ味を楽しむことができます。絞り羽根は9枚あり、最小絞りはF22です。焦点距離の目盛りもついており、ズーミングは回転式で行います。最短撮影距離は0.5mであり、マクロモードでは0.22mまで寄れるため、小さな被写体も細かく撮影できます。
このレンズは重量が455gと軽量で、持ち運びにも便利です。フィルター径は62mmで、多くのフィルターと互換性があります。また、金属製のバヨネットリングを採用しており、耐久性も高いです。ただし、ズーミングやピント合わせ時にフィルター枠が回転するため、その点には注意が必要です。

画質・色収差・歪み・フレア・ゴースト

このレンズは、全体的な画質においては、絞りを開けた状態ではややソフトな描写になることがあります。特に広角側では周辺減光が見られ、解像感が不足することがあります。しかし、絞りを1～2段絞ることでシャープさが増し、クリアな画像が得られると評価されています。特にポートレート撮影では、その特性が活かされる場合もあります。
色収差については、比較的少ないとされています。特に望遠側での使用時には色収差が目立ちにくいですが、広角側では注意が必要です。デジタルカメラで使用する際には、白い被写体でフリンジが出ることもあるため、撮影条件によって注意が必要です。
歪みについては、このレンズは良好な補正を行っているとされています。特に広角域での歪みは少なく、現像時に補正しやすいという意見もあります。一般的には、ズーム全域での歪みは許容範囲内と考えられています。
フレアとゴーストについては、多層膜コーティングのおかげで逆光時でも比較的抑えられているとのことです。強い光源の近くでもフレアが出にくく、クリアな描写を保つことができるため、撮影時の安心感があります。ただし、完全にフレアを防ぐわけではないため、光源の位置には配慮が必要です。
このレンズは、そのバランスの取れた性能から「隠れた銘玉」として評価されており、多くのユーザーから満足の声が上がっています。旅行や日常使いに適したレンズとして、多様なシーンで活躍できるでしょう。

操作性

このレンズは、特に日常的な使用において非常に快適に扱えると評価されています。
まず、レンズのサイズや重さについてですが、455gという軽量さは持ち運びに便利です。ズームレンズとしてはコンパクトで、ショルダーバッグにもすっぽり入るサイズ感です。このため、外出先でも気軽に取り扱うことができます。また、フィルター径が62mmであるため、フィルターの取り付けも簡単です。
操作性については、多くのユーザーが「ストレスフリー」と感じているようです。レンズの太さが自分に合っていると感じる方が多く、握った瞬間から快適さを実感できるとのことです。オートフォーカス（AF）機能も搭載されており、一般的にはAFで使用することが多いですが、マニュアルフォーカス（MF）も可能です。ただし、MFを使用する際にはピントリングの回転角が小さいため、細かい調整には少しコツが要ります。
一部のレビューでは、AFの動作速度について「やや遅め」との意見もありますが、それでも日常的な撮影には十分な性能を発揮しています。特にマクロ撮影機能も備えており、50mmから105mmの範囲で寄れるため、接写を楽しむこともできます。この機能は特に便利で、多様な撮影シーンに対応できます。
また、このレンズは逆光には弱くないとされており、光源を外した撮影を心掛ければ問題なく使用できます。全体的には、「可もなく不可もなく」といった評価が多く、特別な不満点は少ないようです。特に普段使いには非常に適したレンズと言えるでしょう。

オートフォーカス・AF

このレンズは、オートフォーカス（AF）機能を搭載しており、撮影者がピントを合わせる手間を大幅に軽減します。オートフォーカスは、カメラが自動的に被写体にピントを合わせる機能で、特に動きのある被写体や瞬間的なシーンの撮影に便利です。
このレンズのオートフォーカスは、シャッターボタンを半押しすることで作動します。この操作によって、カメラが被写体の距離を測り、自動的にレンズの焦点を調整します。ピントが合うと、その位置で固定されますので、風景や静止した物体を撮影する際に非常に使いやすいです。また、動いている被写体を捉える場合でも、オートフォーカスは迅速に対応し、シャッターボタンを半押ししている間は常にピントを合わせ続けます。
さらに、このレンズにはマニュアルフォーカス（MF）モードもあり、必要に応じて手動でピントを調整することも可能です。これにより、特定のシーンや被写体に対してより細かい調整ができるため、撮影者の好みに応じた柔軟な使い方ができます。
オートフォーカス機能は、特に初心者や忙しいシーンでの撮影において、大変役立つ機能です。ニコンの技術によって、高速かつ正確なピント合わせが実現されており、多くのユーザーから支持されています。

口コミ・評判・レビュー

このレンズは、特にコストパフォーマンスが良いと評判です。中古市場では手頃な価格で手に入るため、予算が限られている方にも人気があります。
このレンズの特徴として、ズーム全域で安定した描写が挙げられます。一般的なズームレンズは、広角や望遠のどちらかで描写が落ちることがありますが、このレンズはその点で優れています。特にポートレート撮影やテーブルフォトに適しており、使い勝手が良いとされています。また、ハーフマクロ機能もあり、接写撮影にも対応しています。
ボケ味についても好評で、円形絞りによって点光源が美しく写るとの声があります。色味もニュートラルで、自然な仕上がりになることが多いようです。ただし、逆光時には注意が必要で、光源を避けた撮影を心掛けると良いでしょう。
一方で、デメリットも存在します。フィルターリングがピント合わせと連動して回転するため、NDフィルターや偏光フィルターの使用が難しいという意見があります。また、オートフォーカス優先の設計になっているため、マニュアルフォーカス時の回転角が狭く、接写時にはピント合わせが難しいことも指摘されています。さらに、手ブレ補正機能がないため、暗い場所での撮影には工夫が必要です。

どんな人におすすめ？

まず、日常的に使うレンズを探している方に適しています。このレンズは、焦点距離が28mmから105mmまでのズームレンズで、広角から望遠まで幅広い撮影が可能です。旅行や散歩など、軽快に持ち運びたい方には特に便利です。また、455gという軽さも魅力の一つです。
次に、マクロ撮影を楽しみたい方にも向いています。このレンズは50mmから105mmの間でハーフマクロ機能を持っており、最短撮影距離が0.22mまで寄れるため、小さな被写体を大きく撮影することができます。花や昆虫などの撮影に適しています。
さらに、カジュアルな写真愛好者にもおすすめです。特別な技術や機材がなくても、気軽に使える設計になっています。特に、ズームリングの操作感やフォーカスリングの感触が良く、初心者でも扱いやすいと感じるでしょう。
最後に、コストパフォーマンスを重視する方にも適しています。このレンズは中古市場でも手に入れやすく、価格も比較的リーズナブルです。高価な単焦点レンズと比べて、汎用性が高く、多様なシーンで使えるため、コストを抑えながら質の高い写真を楽しむことができます。

Nikon AFレンズ AF 28-105mm F3.5-4.5D