- スペック、特徴・機能、画質・色収差・歪み・フレア・ゴースト、操作性、オートフォーカス・AF、口コミ・評判・レビュー、どんな人におすすめ？
Canon 単焦点広角レンズ EF-S24mm F2.8 STM APS-C対応 EF-S2428STM
『Canon EF-S24mm F2.8 STM APS-C対応 EF-S2428STM』スペック、特徴・機能、画質・色収差・歪み・フレア・ゴースト、操作性、オートフォーカス・AF、口コミ・評判・レビュー、どんな人におすすめ？
- スペック
- 特徴・機能
- 画質・色収差・歪み・フレア・ゴースト
- 操作性
- オートフォーカス・AF
- 口コミ・評判・レビュー
- どんな人におすすめ？
スペック
- メーカー: キヤノン
- 品番: EF-S24mm F2.8 STM
特徴・機能
Canonの「EF-S24mm F2.8 STM」は、特にAPS-Cサイズのデジタル一眼レフカメラ向けに設計された薄型のパンケーキレンズです。このレンズは、軽量でコンパクトなデザインが特徴で、約125gという重さで持ち運びが非常に楽です。また、レンズの厚さはわずか22.8mmで、カメラに装着しても邪魔になりません。これにより、街中や旅行先でのスナップ撮影に最適です。
このレンズの焦点距離は24mmで、35mm判換算では約38mm相当となります。この画角は、人間の視野に近い自然な視覚を提供するため、スナップ写真やポートレート、風景撮影など幅広いシーンで活躍します。特に、最短撮影距離が16cmと短いため、近接撮影にも対応しています。これにより、カフェやレストランでの料理撮影なども手軽に行うことができます。
EF-S24mm F2.8 STMは、高画質な描写を実現するために非球面レンズを採用しています。これにより、画面全体で高い解像度を保ちながら、色収差や歪曲収差も抑えられています。開放F値は2.8で、明るい環境でもシャープな画像を提供しつつ、ボケ味も自然です。ただし、大きなボケを求める場合には限界がありますが、それでも十分な表現力を持っています。
操作性についても優れており、オートフォーカス（AF）とマニュアルフォーカス（MF）の切り替えが簡単です。AFはSTM（ステッピングモーター）を使用しており、静かでスムーズなピント合わせが可能です。特に動画撮影時には、その静音性が役立ちます。また、フォーカスリングを使ってピント調整を行うこともできるため、自分好みの焦点を簡単に設定できます。
このレンズは防塵や防滴性能はありませんが、そのコンパクトさと高い描写性能から、「初めての単焦点レンズ」として非常におすすめです。特にキヤノンのAPS-C機との組み合わせでは、その携帯性と描写力から、多くのユーザーに支持されています。
画質・色収差・歪み・フレア・ゴースト
まず、画質についてですが、このレンズは開放から非常に高い解像力を持っています。中央部分は特にシャープで、周辺部や隅でも良好な描写が得られます。F4に絞ると全体的にさらに解像力が向上し、F5.6以上ではほぼ完璧な画質が実現します。ただし、F11以上では回折の影響で解像力が低下するため、注意が必要です。また、像面湾曲はわずかに見られますが、大きな問題にはならないでしょう。
次に、色収差についてですが、このレンズは色収差が非常に抑えられています。倍率色収差は周辺部で平均0.7ピクセル未満であり、実質的には無視できるレベルです。開放時でも色のにじみが少なく、高い解像感を保っています。
歪みについても、このレンズは優れた性能を示しています。歪曲収差は0.5%から0.4%程度と非常に低く、特に直線的な被写体を撮影する際でも目立つことはありません。建物などを撮影する場合でも、歪みが気になることは少ないでしょう。
最後に、フレアとゴーストについてですが、逆光時に太陽の周りで若干のゴーストが見られることがあります。しかし、それ以外のシーンではフレアやゴーストの発生は少なく、一般的には気にならない程度です。このレンズは普段使いにも適しており、様々なシーンで安心して使用できます。
操作性
このレンズは、非常にシンプルな設計が特徴です。ズーム機能がない単焦点レンズなので、操作はとても簡単です。フォーカスを切り替えるスイッチとピントリングだけがあり、直感的に使えます。多くのユーザーからは、操作性が高いと評価されています。
このレンズは軽量でコンパクトなため、持ち運びが楽です。約125gという軽さは、カメラに取り付けても重さを感じさせません。特に街中でのスナップ撮影や旅行時には、その軽さが大きな利点となります。また、最短撮影距離が16cmであるため、近くの被写体を撮影する際にも便利です。
ただし、ピントリングは小さいため、手が大きい人には少し回しにくいと感じることもあるようです。しかし、全体的には操作にストレスを感じることは少ないとされています。オートフォーカスもスムーズで、一般的な撮影では特に問題なく使用できます。フォーカス速度も一般的な範囲では快適ですが、最短撮影距離から無限遠までの移動時にはやや遅く感じることがあります。
オートフォーカス・AF
このレンズは、APS-Cサイズのデジタル一眼レフカメラ専用に設計された単焦点レンズです。オートフォーカス機能には、静かでスムーズな動作を実現する「ステッピングモーター」が搭載されています。このモーターにより、撮影中の動きが少ない被写体に対しても、十分な精度でピントを合わせることができます。
また、このレンズは「フルタイムマニュアルフォーカス」機能を持っています。これにより、オートフォーカスが作動した後でも、フォーカスリングを回すことで簡単にマニュアルフォーカスに切り替えることが可能です。特に、シャッターを半押しした状態でフォーカスリングを操作することで、自由にピント調整ができるため、撮影者の意図に応じた柔軟な操作が可能です。
最短撮影距離は0.16メートルで、被写体にかなり近づいて撮影することができます。この特性により、特定のシーンでは大きなボケ効果を得ることもできます。ただし、オートフォーカスの速度については、一般的な撮影距離では問題ありませんが、近距離から無限遠までピントを移動させる際にはやや遅く感じることがあります。特に動く被写体には注意が必要です。
口コミ・評判・レビュー
このレンズは、軽量でコンパクトなパンケーキレンズとして人気があります。
多くのユーザーがこのレンズの携帯性を高く評価しています。重さは約125gと非常に軽く、カバンに入れても負担になりません。特に、旅行や日常のスナップ撮影に適していると感じる方が多いようです。また、薄型のデザインは、カメラに装着していても存在感が少なく、気軽に持ち運ぶことができます。
操作性についても好評です。単焦点レンズであるため、操作はシンプルで、オートフォーカスとマニュアルフォーカスの切り替えが容易です。しかし、一部のユーザーからはマニュアルフォーカスの動作が鈍いという意見もありました。特に、回転量や速度によってピントがずれることがあるため、注意が必要です。
画質に関しては、開放F値がF2.8とやや暗めですが、価格を考えると十分な性能を持っています。特にF8まで絞ることで解像感が向上し、多くのユーザーが満足しています。ただし、ボケ味には若干の不満を持つ方もおり、背景ボケが硬めに感じられることがあります。それでも、キットレンズよりも良い描写を提供するという意見が多く見られます。
このレンズは、特にスナップ撮影や料理などの撮影に適しているとのことです。画角も自然で、人間の目で見る風景に近いとされています。また、最短撮影距離が0.16mと短いため、寄った撮影にも対応できる点も評価されています。
どんな人におすすめ？
まず、カメラを持ち歩くことが多い方には最適です。このレンズは非常に軽量でコンパクトなので、旅行や日常のスナップ撮影にぴったりです。約125gという軽さは、カメラに装着していても負担を感じさせません。
次に、風景やスナップ写真をよく撮る方にも向いています。焦点距離が24mmで、35mm換算では約38mmとなるため、自然な画角で様々なシーンを捉えることができます。これにより、風景や街の風景を撮影する際にも使いやすいです。
また、子供やペットの写真を撮ることが多い方にもおすすめです。静かでスムーズなオートフォーカス機能があり、動き回る被写体でも素早くピントを合わせることができます。これにより、瞬間を逃さずに撮影することができます。
さらに、小物や料理などの近距離撮影をする方にも適しています。このレンズは最短撮影距離が0.16mと近いため、細かいディテールをしっかりと捉えることができます。背景のボケも楽しめるので、作品を引き立てる写真が撮れるでしょう。
最後に、これからカメラを始めたい方にもおすすめです。単焦点レンズは画質が良く、初心者でも簡単に高品質な写真を撮ることができます。このレンズは手頃な価格で購入できるため、コストパフォーマンスも優れています。
Canon 単焦点広角レンズ EF-S24mm F2.8 STM APS-C対応 EF-S2428STM
