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『シグマ SIGMA 17-50mm F2.8 EX DC OS HSM キヤノン用 APS-C専用 583545』室内も屋外も【口コミ・評判・レビュー】

ポイント
  • スペック、特徴・機能、画質・色収差・歪み・フレア・ゴースト、操作性、オートフォーカス・AF、口コミ・評判・レビュー、どんな人におすすめ?

シグマ(Sigma) SIGMA 標準ズームレンズ 17-50mm F2.8 EX DC OS HSM キヤノン用 APS-C専用 583545
目次

『シグマ SIGMA 17-50mm F2.8 EX DC OS HSM キヤノン用 APS-C専用 583545』スペック、特徴・機能、画質・色収差・歪み・フレア・ゴースト、操作性、オートフォーカス・AF、口コミ・評判・レビュー、どんな人におすすめ?

ポイント
  • スペック
  • 特徴・機能
  • 画質・色収差・歪み・フレア・ゴースト
  • 操作性
  • オートフォーカス・AF
  • 口コミ・評判・レビュー
  • どんな人におすすめ?

スペック

  • メーカーはシグマ(Sigma)です。
  • 品番は「17-50mm F2.8 EX DC OS HSM」です。

特徴・機能

シグマ「17-50mm F2.8 EX DC OS HSM キヤノン用」は、APS-Cサイズのデジタル一眼レフカメラ専用の標準ズームレンズです。このレンズは、焦点距離17-50mmをカバーし、35mm判換算で約25.5-75mm相当の画角を提供します。ズーム全域で明るいF2.8の開放絞り値を実現しており、暗い場所でも明るく撮影できるのが特徴です。
このレンズは、重さ約565g、全長91.8mmとコンパクトな設計で、持ち運びやすさにも優れています。また、「スーパーマルチレイヤーコート」が施されており、フレアやゴーストの発生を抑え、クリアな画像を得ることができます。さらに、超音波モーター「HSM」を搭載しているため、高速かつ静かなオートフォーカスが可能です。
手ブレ補正機能(OS)も備わっており、約4段分の補正効果があります。この機能により、手持ち撮影でもブレを抑えた安定した写真や動画を撮ることができます。特に夜景や暗い室内での撮影に役立ちます。また、このレンズはボケ味が美しく、大口径ならではの柔らかな背景ぼかしを楽しむことができます。ポートレートや風景撮影にも適しており、多彩な表現が可能です。
光学性能も優れており、FLDガラス2枚と非球面レンズ3枚を採用することで歪みや収差を抑えています。その結果、絞り開放からシャープでコントラストの高い描写が得られます。最短撮影距離は28cmで、被写体に近づいて撮影することも可能です。

画質・色収差・歪み・フレア・ゴースト

このレンズの画質は全体的に優れており、特に中央部分では開放F2.8からシャープな描写が得られます。絞りを調整すると、シャープさが画面全体に広がり、周辺部まで高い解像力を発揮します。また、色乗りも良好で、自然な発色が特徴です。
色収差については、特殊ガラスや非球面レンズを使用することで良好に補正されています。その結果、ズーム全域で色収差が少なく、高画質を維持しています。
歪みに関しては、広角側で若干の歪みが見られるものの、大きな問題にはならないレベルです。標準域から望遠域にかけては歪みもほとんど気にならず、安定した描写が可能です。
フレアとゴーストについては、「スーパーマルチレイヤーコート」が施されており、その発生を効果的に抑えています。逆光撮影時でもハイライトが飛びすぎず、シャドー部分も潰れないため、高いコントラストを保ちながら撮影できます。

操作性

このレンズは、ズーム全域で明るいF2.8を実現しており、手ブレ補正機構(OS)も搭載しているため、撮影時の安定感が高いです。特に、手持ち撮影でも安心感があり、初心者でも扱いやすいとされています。
オートフォーカス(AF)は高速で静かに動作することが特徴で、動きの速い被写体にもある程度対応できます。ただし、AF作動時にレンズ先端が回転するため、これに慣れる必要があります。また、静かな場所ではAF音がやや気になる場合もあるため、動画撮影には不向きな面があります。
操作系統については、AF/MF切り替えスイッチや手ブレ補正のON/OFFスイッチなどが本体に備わっており、直感的に操作できる設計です。さらに、レンズの伸びを防ぐロックスイッチも搭載されているため、持ち運び時にも便利です。

オートフォーカス・AF

このレンズには、超音波モーター「HSM(Hyper Sonic Motor)」が搭載されています。このモーターにより、オートフォーカスの速度が速く、静かに動作することが可能です。動作音が小さいため、撮影中に気になることが少なく、特に静かな環境での使用や写真撮影には適しています。
ただし、オートフォーカスの速度については、用途によっては物足りない場合もあります。特に動きの速い被写体を撮影する際には、フォーカスが追いつかないことがあり、ストレスを感じる場合もあるようです。一方で、風景写真や静止している被写体(例えば寝ている子供や座って遊んでいる子供など)では問題なく快適に使用できます。
また、オートフォーカス時の音については、完全に無音とは言えず、静かな場所では気になることもあります。動画撮影時には、この音を拾ってしまうため、その場合はマニュアルフォーカスを使用する方が良いとされています。

口コミ・評判・レビュー

SIGMA 17-50mm F2.8 EX DC OS HSMは、APS-Cセンサー対応の標準ズームレンズで、多くのユーザーから高い評価を受けています。このレンズの特徴として、全域でF2.8という明るい開放値を持ち、手ブレ補正機能も搭載されている点が挙げられます。これにより、室内撮影や暗い場所でも安定した撮影が可能で、特にボケ味やシャープな描写力が好評です。
広角から標準域までをカバーする焦点距離は、風景やポートレート、スナップ写真など幅広い用途に対応します。実際の使用感としては、解像度が高く、中央部は特にシャープな描写が得られるとされています。また、価格も比較的手頃でありながら、高性能なためコストパフォーマンスが非常に優れているという意見が多いです。
一方で、デメリットも指摘されています。オートフォーカスの動作音が静かな場所では気になることや、暗所でのAF速度が遅くなる場合があるとの声があります。また、周辺減光(写真の四隅が暗くなる現象)が見られることもあり、これを気にするユーザーもいるようです。ただし、この現象は設定である程度補正可能です。
動画撮影にも適しているとの意見がありますが、一部ではオートフォーカスの音が録音されてしまうため、MF(マニュアルフォーカス)を推奨する場合もあります。それでも軽量で操作性が良いため、動画でも使いやすいと感じるユーザーもいます。

どんな人におすすめ?

まず、このレンズはズーム全域で明るいF2.8を実現しており、室内や暗い場所での撮影に強い性能を持っています。そのため、子供の成長記録や家族写真を撮りたい方、特に室内での撮影が多い方に向いています。また、手ブレ補正機能がついているので、初心者でも手持ちで安定した写真を撮ることができる点も魅力です。
さらに、焦点距離17-50mmは広角から標準までカバーしており、風景写真やポートレート撮影にも適しています。特に広角側の17mmではダイナミックな構図を楽しむことができるため、旅行先での撮影や風景を美しく残したい方にもおすすめです。
価格帯が比較的手頃でありながら、高画質と優れたコストパフォーマンスを兼ね備えているため、初めて交換レンズを購入する方や純正レンズ以外を試してみたい方にもぴったりです。また、軽量でコンパクトな設計なので、持ち運びがしやすく、旅行や日常使いにも便利です。


シグマ(Sigma) SIGMA 標準ズームレンズ 17-50mm F2.8 EX DC OS HSM キヤノン用 APS-C専用 583545
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